2016年2月18日(木)から21日(日)まで台湾の台北で行われていました。 そこで今回は、女子フリーの総括をします!
女子フリー総括
1位 宮原知子(日本)214.91 PB
思わずため息が出そうな、本当に美しい演技でした。
私は個人的に、タノジャンプ(手を挙げて飛ぶジャンプ)があまり好きではないのですが、今回の宮原選手のタノジャンプは、一つの芸術として、美しかったです。 美しい中でも、ジャンプなどのエレメンツもしっかり決まっていて、非常に素晴らしかったです。
ちなみに、この大会の合計点数は、世界歴代6位の高得点です。
2位 長洲未来(アメリカ)193.86 PB
本当に素晴らしい演技でした!ジャンプも良かったですし、音楽も良く表現していたと思います。 ルッツはエッジエラーを取られてしまいましたが、それ以外のジャンプは高く、素晴らしかったです! 演技終了後は冷静な表情でしたが、非常に楽しそうに滑っていて、とても良かったと思います!
3位 本郷理華(日本)181.78
冒頭、3回転3回転で転倒してしまいましたが、その後はどんどんスピードも上がり、コレオシークエンスでは、非常に盛り上がる、素晴らしいプログラムでした!
手足も大きく使っていて、いつもより見栄えが良かったです。
フリーではルッツでエッジエラーを取られてしまいましたが、世界選手権に向け、改善してくれると思います!
5位 グレイシー・ゴールド(アメリカ)178.39
まとめました!コンビネーションでは、大きな得点源で3トーループをつけられませんでしたし、ジャンプが慎重だったので、いつもよりスピードが無いように感じましたが、大きなミスは無かったので、ショート9位から、合計5位にまで入れたのだと思います。
7位 村上佳菜子(日本)175.12
大きな、転倒などのミスはありませんでしたが、回転不足や、ランディングが流れないジャンプが多かったので、結果的に、フリーで13位になってしまいました。
技術点だけでは、全体の16位でしたが、表現力や、エッジの使い方はやはり上手いので、演技構成点だけでは、全体の6位でした。
まとめ
宮原選手が世界歴代6位の高得点で優勝、本郷選手も2年連続の3位と、日本勢は好成績でした!
今回の記事には書いていませんが、この四大陸選手権では、韓国の強さに驚きました。キム・ヨナ以降、世界大会で表彰台まであと一歩という選手があまりいませんでしたが、今回は、4、8、9位でした!
シーズンクライマックスの、世界選手権はもうすぐです。日本選手が全員良い演技ができるよう、皆さんで、温かく応援しましょう!