先日、ボストンで行われていた、フィギュアスケートの世界選手権の男子シングルで、スペインの、ハビエル・フェルナンデス選手が、見事、2連覇を達成しました!
そこで今回は、世界選手権の男子シングルの総合結果と、上位3名と日本人選手のまとめをします!
総合結果
PBは、SP・FS・合計のどれかでPBを出していれば、表示しています。
※スマホの場合は、横にスクロールしてご覧ください!
順位 | 選手 | 国 | 点数 | SP | FS |
1 | ハビエル・フェルナンデス | スペイン | 314.93 PB | 2 | 1 |
2 | 羽生結弦 | 日本 | 295.17 | 1 | 2 |
3 | ボーヤン・ジン | 中国 | 270.99 | 5 | 3 |
4 | ミハイル・コリヤダ | ロシア | 267.97 PB | 6 | 5 |
5 | パトリック・チャン | カナダ | 266.75 | 3 | 8 |
6 | アダム・リッポン | アメリカ | 264.44 PB | 7 | 4 |
7 | 宇野昌磨 | 日本 | 264.25 | 4 | 6 |
8 | マックス・アーロン | アメリカ | 254.14 PB | 8 | 7 |
9 | ミハル・ブレジナ | チェコ | 237.99 | 11 | 10 |
10 | グラント・ホッホスタイン | アメリカ | 237.25 PB | 16 | 9 |
11 | デニス・テン | カザフスタン | 230.13 | 12 | 12 |
12 | イヴァン・リギーニ | イタリア | 228.52 | 9 | 13 |
13 | オレクシイ・ビチェンコ | イスラエル | 226.07 | 19 | 11 |
14 | デニス・ヴァシリエフス | ラトビア | 224.54 PB | 10 | 16 |
15 | ミーシャ・ジー | ウザベキスタン | 223.53 | 15 | 14 |
16 | ヨリック・ヘンドリックス | ベルギー | 221.43 | 14 | 15 |
17 | ブレンダン・ケリー | オーストラリア | 210.56 PB | 17 | 17 |
18 | マキシム・コフトゥン | ロシア | 210.14 | 13 | 21 |
19 | マイケル・クリスチャン・ マルティネス |
フィリピン | 204.10 | 23 | 18 |
20 | シャフィク・ベセギエ | フランス | 203.20 | 20 | 20 |
21 | ジュリアン志傑乙 | マレーシア | 202.94 PB | 22 | 19 |
22 | フィリップ・ハリス | イギリス | 190.42 PB | 21 | 22 |
23 | イワン・パブロフ | ウクライナ | 178.89 | 24 | 23 |
24 | イ・ジュンヒョン | 韓国 | 174.88 | 18 | 24 |
※フリー進出者のみ
上位3名&日本勢まとめ
1位ハビエル・フェルナンデス(スペイン)314.93 PB(フリー&合計)
世界王者にふさわしい、圧巻の演技でした!3つ組み込んでいる4回転ジャンプも、どれも質が良く、2つの4回転で、満点の加点である、3点の加点が付いていました!コミカルな動きも上手い選手なので、とても引き込まれました!
靴の影響で怪我があり、フリー当日の公式練習では、ジャンプもとべないほどの状態だったようですが、そんな状態の中、世界歴代最高点に近い得点を出してしまうハビエル選手は、本当に強いなと感じました!
2位羽生結弦(日本)295.17
なかなかジャンプが決まりませんでした・・・。難度を上げた、後半の4回転サルコウでは転倒してしまいましたし、8つのジャンプのうち、「文句無し!」と言えるようなジャンプは、前半の3フリップと、後半の3アクセル+3トーループだけだったのではないかなと思います。左足甲のじん帯を損傷していたとのことなので、絶対王者としての精神状態や、怪我の状態などで、やはり難しかったのかなと思いました。でも、羽生選手はどんどん進化していきますし、来シーズンも構成の難度を上げてくるとのことなので、怪我を早く治し、来シーズンに向け、頑張ってほしいです!
3位ボーヤン・ジン(中国)270.99
完璧とまではいきませんでしたが、勢いのある、非常に素晴らしい演技でした!冒頭の4ルッツではステップアウトしてしまいましたが、全ての4回転を着氷しました!非常に素晴らしく、フリーの技術点(TES)は、全体の2位でしたが、演技構成点(PCS)では、12位だったので、そういったところはまだまだ伸びしろがあるので、来シーズンに向け、強化していってほしいですね!
7位宇野昌磨(日本)264.25
4トーループ2本のうち、1本はこらえ、もう1本は転倒してしまい、キス&クライでは、涙を流していました・・・。しかし、難度を上げて後半に組み込んだ2本の3アクセルは、1本はこらえましたが、両方着氷しましたし、キレキレでしたし、気迫があふれ、熱意の伝わる演技でした!4回転の他の種類も練習しているとのことなので、来シーズンも楽しみです!
まとめ
羽生選手は残念ながら、王座奪還はならず、宇野選手は、涙を流していましたが、2人の活躍で、平昌オリンピックの出場枠が決まる来シーズンの世界選手権の、日本男子の出場枠は、最大の3枠となりました!
日本選手は悔しい思いをしたかもしれませんが、来シーズン、そして平昌オリンピックに向け、もっと進化していってほしいです!そのため、これからも日本選手を応援していきましょう!