フィギュアスケート・2016-17シーズン国際大会派遣基準!

先日、日本スケート連盟のホームページで2016-17シーズンの国際競技会派遣選手選考基準 が発表されたので、今回はその内容をまとめていきます!

公式サイト→http://skatingjapan.or.jp/image_data/fck/file/2016/160622_FS_Senkokijun.pdf

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ジュニアグランプリシリーズ

男女シングル

6月に開催する選考会における、選考会課題・演技・国際競技力を総合考慮して選考。

ペア・アイスダンス

6月に開催する派遣選手選考会にて、国際的な競技力を総合考慮して選考。

世界ジュニア選手権大会

※男子2枠、女子3枠、ペア、アイスダンス各1枠

男子シングル

1人目.全日本ジュニア優勝者

2人目.ジュニア対象年齢で派遣希望のある選手の中で、以下のいずれかを満たす者から選考。

  1. 全日本ジュニア3位以内
  2. ジュニアグランプリファイナル出場者
  3. 全日本選手権参加者のうち上位3名
  4. 全日本選手権終了時点でのISUワールドスタンディング上位3名
  5. 全日本選手権終了時点でのISUシーズンベストスコア上位3名

女子シングル

1人目.男子と同じ

2人目及び3人目.男子シングルの2人目と同じ

  • 全日本選手権への参加は必須だが、過去に世界ジュニアで3位以内に入ったことがある選手が、怪我などのやむを得ない理由で参加できなかった場合は、怪我などの事情の発生前の成績を選考基準に照らして評価し、世界ジュニア時の状態を見通しつつ、選考することがある。
  • 代表候補に選出された選手が大会のミニマムポイントを持っていなかった場合、ミニマムポイント獲得のために国際大会に派遣する。
  • 候補選手になるには、そのシーズンの試合のショートプログラムで、ジュニアのショートプログラム課題を実施して、十分な得点を獲得できる実力を示すことが必要。

ペア・アイスダンス

国際的な競技力を考慮して選考。

  • 全日本ジュニアへの参加は原則必須。
  • 代表候補に選出されたカップルが大会のミニマムポイントを持っていなかった場合、ミニマムポイント獲得のために国際大会に派遣する。

世界選手権

※男女各3枠、ペア、アイスダンス各1枠

男女シングル

1人目.全日本選手権優勝者

2人目.以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して選考。

  1. 全日本選手権、2位、3位の選手
  2. グランプリファイナル出場者(1人目を除く)上位2名

3人目.以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して選考。

  1. 2人目のaまたはbに該当し、2人目の選考から漏れた選手
  2. 全日本選手権4位〜6位の選手
  3. 全日本選手権終了時点でのISUワールドスタンディング上位3名
  4. 全日本選手権終了時点でのISUシーズンベストスコア上位3名
  • 全日本選手権への参加は必須だが、過去に世界選手権で3位以内に入ったことがある選手が、怪我などのやむを得ない理由で参加できなかった場合は、怪我などの事情の発生前の成績を選考基準に照らして評価し、世界選手権時の状態を見通しつつ、選考することがある。

ペア・アイスダンス

国際的な競技力を考慮して選考。

  • 全日本選手権への参加は原則必須。
  • 代表候補に選出されたカップルが大会のミニマムポイントを持っていなかった場合、ミニマムポイント獲得のために国際大会に派遣する。

第8回アジア冬季競技大会

男女シングル

1人目.全日本選手権優勝者を選考。

2人目.参加資格のある選手の中で、以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して選考。

  1. 全日本選手権上位6名
  2. 全日本選手権終了時点でのISUワールドスタンディング上位6名
  3. 全日本選手権終了時点でのISUシーズンワールドランキング上位6名
  4. 全日本選手権終了時点でのISUシーズンベストスコア上位6名
  • 全日本選手権への参加は必須だが、過去に世界選手権で8位以内に入ったことがある選手が、怪我などのやむを得ない理由で参加できなかった場合は、怪我などの事情の発生前の成績を選考基準に照らして評価し、アジア大会時の状態を見通しつつ、選考することがある。
  • JOCへ候補選手手続きを済ませており、指定期日までにアジア大会派遣前チェックを受けることが必須。

ペア・アイスダンス

国際的な競技力を考慮して選考。

  • 全日本選手権への参加は原則必須。
  • JOCへ候補選手手続きを済ませており、指定期日までにアジア大会派遣前チェックを受けることが必須。

四大陸選手権大会

男女シングル

全日本選手権終了時に、以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して選考。

  1. 全日本選手権10位以内
  2. 全日本選手権終了時点でのISUワールドスタンディング上位6名
  3. 全日本選手権終了時点でのISUシーズンワールドランキング上位6名
  4. 全日本選手権終了時点でのISUシーズンベストスコア上位6名
  • 全日本選手権への参加は必須だが、過去に世界選手権で3位以内に入ったことがある選手が、怪我などのやむを得ない理由で参加できなかった場合は、怪我などの事情の発生前の成績を選考基準に照らして評価し、四大陸選手権時の状態を見通しつつ、選考することがある。
  • 代表候補に選出された選手が大会のミニマムポイントを持っていなかった場合、ミニマムポイント獲得のために国際大会に派遣する。

ペア・アイスダンス

国際的な競技力を考慮して選考する。

  • 全日本選手権への参加は原則必須。
  • 代表候補に選出されたカップルが大会のミニマムポイントを持っていなかった場合、ミニマムポイント獲得のために国際大会に派遣する。

第28回ユニバーシアード冬季競技大会

12月初旬に開催予定の派遣選手選考会において、派遣選手を選考する。

選考方法の詳細は大会詳細が発表され次第、追って通知する。

  • JOCへ候補選手手続きを済ませており、指定期日までにユニバーシアード冬季競 技大会派遣前チェックを受けることが必須である。

世界シンクロナイズドスケーティング選手権大会

国際的な競技力を考慮して選考する。

国別対抗戦 2017

原則としてISUの定める選考方法(世界選手権終了時のワールドスタンディング上位2名、ペア、アイスダンス各1組)に従う。

その他の国際競技会派遣

  • ノービス国際競技会については、全日本ノービス選手権の上位選手を選考対象とする。有望新人発掘合宿で選考する場合もある。
  • 国際競技会については、事前に調査した上で、強化方針に従って選考する。なお別途選考会を開催する場合もある。

まとめ

大会の選考がされるのはもう少し後ですが、来シーズンも選手たちを応援していきましょう!

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